近況(’05.11.21)

楽しみにしていた岐阜の単独展も、サリーの同胎の子と一緒に出陳でき楽しい一日を過ごすことができました。結果はピックアップされることもなく終わりましたが、リンクの中では動きも活発で、ステイも集中してでき、短い時間ではありましたが満足のいくものでした。
特に出場までの6、7時間車の中のバリケンで待機し、元気にリンクで走ってくれたことはまた新しい経験でした。
換毛が終わって間もないこともあってコートに厚みはありませんが、体重も32キロ半を維持して体調は悪くありません。この調子で年内もう1、2回、ショーにチャレンジしてみたいと思っています。

フリーステイの練習を、このところ欠かさずやっています。動きは止めて集中してはくれますが、足の配置はなかなか決まりません。
ジャッジに見てもらうステイの状態は、獲物を狙った時の緊張したポーズが良しとされます。
サリーも前方に犬や猫を見つけると、凛としてこれぞというポーズをしますが、人工的にこのポーズを作ることは素人は容易でありません。
またラブの場合、性格のいい陽気な面をだそうと尻尾を振ることが良しとされます。
サリーの場合、ステイのコマンドで固まった体は、リラックスさせて尻尾を振らせるのはこれまた容易ではありません。

どうも自然な姿を見ていても、緊張して獲物を見据えている時は、尻尾を振って喜んでいるのは余り見かけないように思いますが、ステイの時にどんなポーズを目標にしたらいいのか悩ましいところです。
サリーの欠点をできるだけカバーして、いいところを見せるハンドリング、まだまだ先は遠いようです。



近況(’05.10.19)

10月にはいってから晴天の日が数日しかありません。夏も終わって犬にはいい季節になったにもかかわらず、こう雨ばかり続いたのでは犬もストレスが溜まります。
雨の合間を見てはボール遊びをして、できるだけ運動量の確保と気分転換を心掛けています。

8月から始まった換毛もそろそろ終わりに近づいて、抜ける量は少なくなりましたが、体重は32キロを維持しているものの少し細く見えます。特に尻尾は貧相になりました。
あと2ヶ月で4才になりますが、7月のヒートの後乳腺が大きくなったままです。若い頃に比べ、体形もすこしづつ変わってきているのでしょうか。

9月に入ってから2回ほどショーに出陳しましたが、幸い2回ともクラス一席を得ることができました。
見た目の体つきは以前と変わりないように思いますが、サリーのラウンドに積極性が出てきて活動的に見えます。それとハンドラーに少しサリーのアッピールポイントを、引き出すことができるようになった結果かなと思っています。

サリーのショーイングもこれまで何回か挫折しかかりましたが、そのつどフロックな結果がでて、気を取り直し続けることができました。しかし、そろそろ年齢的にも終わりが近くなってきました。
これからの残りのシーズン、チャンスを見てショーにチャレンジしてみたいと思っています。当面は、11月の岐阜でのラブ単独展に出陳する予定です。


近況(’05.9.7)


朝晩は涼しくなりましたが日中は30度を越す陽気が続いて、熱中症はまだ油断できません。発情期から2ヶ月が経過し、体調も戻ってきたと共に引き運動の他に、原っぱでのボール遊びを入れるようにしました。相変わらずボールには夢中です。

今月には一度ドッグショーに出陳してみたいと、ステイとラウンドの練習を始めました。
ひところの嫌々ながらのラウンドもすっかり影をひそめ、しっかりと走ってくれます。
ステイも足の配置は決まりませんが、目の集中とポーズは崩すことなく決めてくれます。
陽気なサリーですが、年相応に落ち着いてきたのでしょうか。うれしいことですが、ちょっと寂しい気もします。



ラウンドの練習をして問題発見。
一緒に走る私の方が膝がガクガクし、おまけに息切れがして走ることの持久力が全くありません。
年ではありますがオーバーウエイトが重なって、しかも運動らしきものをしてないので、アップダウンを一回するのが精一杯というところです。
10キロの減量は昔からの課題ですが、加齢とともにその必要性は絶対のものとなったようです。
出陳の日までに何とかラウンドがこなせるよう、私の練習の方が課題のようです。


近況 (’05.8.9)

7月中旬までは梅雨らしい鬱陶しい毎日でしたが、梅雨明け後は一気に夏がやって来て暑い日が続いています。暑いなりに天候は安定しているので、犬の管理としては暑さ対策さえしっかりしていればそう心配することはなさそうです。
そうはいうもののサリーに特別な暑さ対策をしている訳でもなく、運動は早朝の引き運動くらいで、後はクーラの効いた部屋でゴロゴロしている毎日です。体重は32キロ弱を維持しています。

6月末に始まったヒートに急ぎ必要な遺伝子疾患の検査をし、問題ないことを確認して交配に臨みましたがサリーに十分な受け入れる気持ちが無く、失敗に終わりました。
そういうこともあって7月の一ヶ月は体調維持には気をつけましたが、運動量としては十分ではありませんでした。
これからは朝夕も少しは涼しくなってくるので、フリーランも入れて運動量も徐々に増やしていきたいと思います。

これからの目標は、すっかり疎かになっているラウンドの練習をして、秋のショーシーズンに何回か出陳して楽しむことができればいいなと思っているところです。


近況(’05.6.22)

梅雨に入って雨の日が多くなりました。幸いなことに区画整理で市が確保している裏の原っぱを利用して、雨の合間をみてはフリーランをさせることができるので、犬達に余りストレスを貯めないで過ごすことができます。
サリーの体調は悪くはありませんが、ここ2週間の間に2回ほど下痢をしました。いずれも食餌制限で一日で回復していますが原因がわかりません。体重は31.5キロを維持しています。

夏場に入りイベントに参加する予定も無いので、目標の無い毎日を過ごしています。
しかし時期的には犬にとって一番環境条件の悪いこの時期、体調と被毛の管理は気をつけています。4月にはアンダーコートをすっかり落として、いまはシングルコートで安定しています。
体重はこのところ変わりないのですが、見た目少し体が太くなったように思います。特に首の回りが太く見えるのは、年相応に皮が弛んできたのかもしれません。

もう間もなく5回目のヒートがくるころです。サリーの交配のことを考えると、そろそろ終わりに近いチャンスかもしれません。
このことについては、サリーの所属犬舎からも子を取ってはどうかと勧められています。色んな不安なことがありますが、また清水の舞台から飛び降りてみようかと思っています。
(PS その後6月26日から出血がはじまりました。)


近況 (’05.5.14)

風薫る5月といっても、今年は5月に入ってから毎日のように寒い日が続きます。すっかりアンダーコートを落としたサリーは、体重が32キロと変わらない割にはスッキリした感じです。

4月のPD審査会を目指した甲斐があって、成犬牝組の3席チャンピオンG入賞は法外の成果でした。ショータイプのラブからすればほっそりした感じのサリーですが、比較して何が優れているのか「警察犬」に掲載される一頭づつの短評が楽しみです。

このところの運動は、朝夕の原っぱでのフリーランと一時間の牽き運動です。フリーランは専らボールを使っての遊びが中心ですが、遊びの中にちょっとした訓練科目を入れています。
本来なら訓練科目の練習の中にボール遊びを入れるのがいいのですが、運動を目的にしているので暫くはこれでいいのかなと思っています。

サリーも3才半、予定では7月頃に次のヒートがくるので子を取るには一番いいタイミングでしょうが、そのための検査など何の準備もできていません。
このところの遊びを通して訓練やラウンドに活気がでてきたことでもあり、今しばらく今の運動を続けて、秋口からのショーに臨んでみたいとも思っています。この先サリーとどう係わって行くか、いまだ決めかねているところです。


近況(’05.3.26)

本格的な春を迎えて、サリーの体調は特段の変化もなく順調な毎日を送っています。体重も32キロを少し切る位に増えてきたので、フードの量の管理で体重維持を図るように心掛けています。
例年どうだったか、この時期アンダーコートが結構抜けています。夏場にもう一度本格的な換毛があるのか、余り記憶にありません。

ラウンドの練習ではボール遊びを取り入れてやっているため、いつボールが投げられるのか気にして、ハンドラーを見ながら走っています。
練習の時の走りとしては、今までのように嫌々ながら走るという感じが無くなり、ハンドラーに遅れることなく走ってくれます。こんな走りが本番で出来るとうれしいのですが。

ステイの練習も、なかなか一朝一夕には上手くいきません。緊張感のない時のサリーは、背中も弛み尻尾も垂れて見る影もありません。

即座に活気あるベストなポーズを作り出すのがハンドラーの技量でしょうが、無理に形だけ作ると活気が感じられません。フリーステイで少しでもいいポーズができないものかと、サリー共々練習を積んでいるところです。

今のところ4月にあるPDの日本CH審査会に出陳を予定しています。JKCとの審査の違いは、グッズやおやつで犬を誘導することは禁止されています。
また審査員によっては、無理にポーズを作ることも禁止しているので、できるだけ自然な状態でサリーの持ち味がでるよう、頑張って練習しているところです。


近況(’05.2.3)

冬晴れの続く関東は雪こそありませんが寒気の中、運動に散歩に犬にとっては誠にいい季節です。
サリーのコンデションもよく、31キロを少し切る体重を維持しています。そんな中での1月末の千葉インターでしたが、ビックアップされることもなく終わりました。

スタックやラウンドでの喜求性のなさは何時もの通り、今はこの改善にサリーともども取り組んでいます。
もう一つは私のハンドリング、見よう見まねとマニアルでしか勉強したことがありません。ということで、思い切ってプロハンドラーの門を叩き指導を仰ぐことにしました。

指導してもらいたいことはハンドリングの知識、技術、サリーの喜求性を上げる方法、そしてサリーの可能性という欲張ったものでした。一度にこれだけのことを教えてもらうことは困難で、教えてもらった基本を実践し、疑問がでたらまた指導してもらうことにしました。

私のハンドリングの稚拙さは、今後努力して少しでもましなものにするにして、サリーに喜求性と可能性があるものかどうか気になります。

これは教えを乞うたプロハンドラーさんが、サリーを引いて見せてくれました。そして私の気になることは、ハンドラーさんと一緒に動くサリーの姿を見て霧消しました。

サリーはまだ3才、まだまだ長いこと楽しむことができますよと、ハンドラーさんから励まされたのであります。




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