事始

ドッグショーへの初陣は、天から降ってきたようなきっかけでした。
サリーの父親の犬舎から、千葉で開かれるドッグショー(’02.11.4 JKC千葉西マリンシティブリーダースクラブ主催の全犬種クラブ展)にわざわざ岐阜から出陳するので、地元にいる子供は応援に参加してみてはという母親のオーナさん(スプラッシー・ドッグのマスター)のお誘いがありました。
枯れ木も山の賑わいとばかり、サリーの参加をお願いしたのが初陣のきっかけでした。
出る以上は余りみっともない格好もできないと、「ステイ」と「脚側進行」のにわか訓練。この時期、サリーのフケがひどく、それこそ間際までフケをふきふきの出陣となりました。

場所は千葉ポートタワー広場。空は抜けるような青。
駐車場につくや否や、リードを引っ張って首輪の金具が外れてしまい何とも情けないリードのつなぎ方。それでも7時半についたサリーは会場を見て武者震い。
今日お世話になるサリーのお父さんの犬舎のテント。背の高い女の方が今日のサリーのご主人様。開始前ののどかな一時。ほんとにサリーがお世話になりました。
ショーがはじめてのサリーは、本番前のにわか訓練。
いよいよ本番。サリーの前に出るリプル君、やる気満々。リプル君はラブのジュニアの牡クラスに出場。サリーはジュニアの牝クラス。
いよいよサリーの出番。ハンドラーは紫色のセーターを着た犬舎のオーナーMさん。 61
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にわかし込みのステイ、審査員の目が怖い。
あ〜、さわられる。これは練習になかったけどだいじょうぶかな〜。だけど結果は、ラブのジュニアの牝クラスではトップになったんですって。次ぎはチャンピオンを除くラブの牝全クラスの比較審査に出ることに。
さ〜、最後の歩行、懸命に尻尾をふって。ハンドラーさんも心配げ。だけどこのラブの牝クラスでは、走っている順番に1,2,3位になったんですって。JKCのMCCカードとウイナーの紙をもらっちゃたんです、サリーが。次ぎはいよいよ今回エントリーされているラブの牝のチャンピオン達に挑戦するんですって。うそ〜。
チャンピオン3頭のポーズする中、けなげにもサリーはハンドラーさんと一生懸命走りました。そして結果はこの中でトップとなり、ベスト オブ ブリード(BOB)をもらう事ができました。
午後からは牝の全犬種の審査に出るんですって。午前中で帰れると思ってきたお母さんたちは、これ以上居るとばちが当たると帰って行きました。
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初めての経験のサリーは、ちょっぴりお疲れ。ハンドラーさんも「まあいいか」 11
全犬種勢ぞろい。ハンドラーさんもブレザーを着て気合がはいります。サリーの審査もここまで。お疲れさまでした。 12
BOB受賞の記念にハンドラーさんと。サリーにとっては夢のような出来事でした。 13
家に帰ってケージの前でBOBのリボンとウイナーの紙を置いて記念撮影。ケージの主は・・・テーブルの下のマットでスヤスヤ。 14